入学などで単身引越しの必要性があるシチュエーションでは

加えて、高速道路網の整備は、日帰り客を増大させ、地方の人を遠距離通勤や買い物で都会に引き付けるため、道路整備はストロー現象による都会偏向の政策だといわれている。ただ、ストローは、両側から吸えるのであり、特色ある地方都市であれば、大都市の需要を吸い込むことも可能である。しかし、このノウハウを示せた地方都市は極めて少ないことが、現在の地方都市の魅力低下で、近年の地方衰退問題につながっている

駐車問題に的を絞って説明すると、車が普及し始めた当初は、「路上駐車は顧客の迷惑になる」として、これの取り締まりを要望した。結果、サカイ引越センター車客を逃がして顧客が減り、「路上駐車禁止の解除」を要望してきた
商業の衰退原因を駐車問題とした諸要求は一面正しかったが、変わりゆく顧客の欲求と社会変化に対応できていなかった。一方、駐車政策の基本的な考え方は、『駐車は路外』であり、都市計画駐車場の整備や大規模建物に対しては附置義務駐車制度という最低基準の駐車スペースを備えなければならないことを制度化してきた。